テンドビラは天扉・・・2012冬至の物語・・・ - 自然風 サバイバルエコライフ

テンドビラは天扉・・・2012冬至の物語・・・

南大隅町佐多郡(こおり)地区には「テントビラ」という山があります。

この山にオテントサアと呼ばれる太陽の神様が降りてきたことから、別名オテントヤマとも呼ばれています。

tentobira.png
テントビラ(約200mの山です)

otentosaa.jpg
オテントサアの跡と思われる直径約20cmの模様

なぜか2012年の冬至に このオテントサアに会いに行きたかったので 12/21日 朝6時に家を出発した

6:40分ごろに佐多郡地区に到着・・・HPの情報と 地域のHさんの「草ボーボーで大変かも」という情報だけを
頼りに なんとか登り口を探しだした・・ 薄暗い中 イノシシさんが 「ここだよ」と教えてくれた

それが こんな道・・・人生石ころありゃ~イバラもある・・・
2012-12-21-001k.jpg

2012-12-21-003k.jpg

なんとかかんとか 中腹の海が見えるところまで来た・・・

2012-12-21-004k.jpg

家内は ゾウリを履いて来ている・・・すごい!というかなんというか・・・

見た目より意外と大変である・・・なんとか山頂を目指して・・・

案内が無いので すべて勘である

石ころ イバラ 植林地 雑木林を抜けて なんとか 1時間半で山頂らしきところに着いた

しかし 草ボーボーで オテントサアらしき巨岩が見つからなかったので

昔の三角点のところを古代米と塩で清めて オテントサアに来ていただいて・・・

2012-12-21-005k.jpg
昔の三角点と
2012-12-21-006k.jpg
その裏

私の石ころ楽器のリズムで愛が舞った・・・ と・・その時 風が止んだ・・・ 風で会話した気分

2012-12-21-009k.jpg

なんとか 目的を達成した気分・・・そして 意気揚々・・・下山した


しかし とんでもない方向に下山したみたいで いろんな道を 行ったり来たり・・・

神隠しにあったみたいで 気持ちが焦るばかり・・・ こんな時は より広く車の行来が多そうな道を
ただひたすら 歩くときっと民家にたどり着くだろう・・・そんな思いを胸に・・・二人でひたすら歩く

途中 愛が 叫ぶ「もう限界!」・・・仕方がない「上り坂だけ おぶってあげるので 下りは歩いてくれ」
いつしか 愛も重たくなっていた もしくは 僕の体力が衰えたのか・・・ もしかして過去世で 同じ体験を
しているのかもしれない・・・などなど いろんなことを想像しながら トトロの「歩こう歩こう♪・・・」を
歌い自分に元気づける・・・ 朝から何も食べていなかったので腹は減るし、喉は乾く・・・しかし、水も食べれそうな草も無い・・・ と・・・しばらく歩いていると 先の方から水の落ちる音が・・・

2012-12-21-020k.jpg
愛も僕も生き返った・・・ 水さん ありがとう これほど 水がありがたいと感じたことはなかった

そして また しばらくすると 食べれそうな草が・・・

2012-12-21-023k.jpg

スイバ・・・ こんな時は スイバが とても美味しい・・・牛のように食べて元気 完全復活・・・

2012-12-21-022k.jpg


そして 畑が見えてきた・・・「やったー 民家が近いぞ!」

「民家があるぞ!」・・・しかし 空き家だった 庭はイノシシに耕されていた・・

更に大きい舗装道路に合流した・・・人けのありそうな方向に さらに とことこ・・・

近くの民家の玄関を開けて・・・「あの~ 道に迷ってしまったのですが 郡小学校の方向はどちらでしょうか?」

お婆さんは「この広い道を まっすぐ行って 突き当りを左に行けば 郡小学校ですよ」と教えてくださった

そして 二人で また とことこ歩いて行った しかし 愛はもう 完全にエネルギー切れであったので

畑仕事していた 別のお婆さんの近くで待機してもらい その内に 私は車をとりに行くことにした

最初のお婆さんの案内をもとに 私は とことこ 歩いて行ったのですが なかなか その「突き当り」に
到着しない・・・ 4kmはあったかもしれない・・・やっと その分岐点にたどり着いた・・・

そして 左に山を下っていった・・・  林を下る途中に 雨が激しくなってきた・・・少し雨宿りしたが

なかなか止む気配が無かったので 少し 歩いて行ったら 畑の横に 俗称「食わずイモ」
これを食べると大変なことになるのは 愛が経験済みだ・・・しかし 傘の代わりにはなりそうだ・・
通りがかりの車から ニコニコおじさんの笑顔を拝見しながら 歩いて行った

2012-12-21-024k.jpg
食わず芋

2時間ぐらいかかって ようやく車のところまで たどり着き 愛を迎えに行く途中に 雨が激しくなってきた
オテントサアが 守ってくれたんですね 感謝感謝

愛を休憩させていただいた老夫婦は 私の迎えが遅いので 随分心配されたようだ
申し訳なかったので 茶菓子を差し上げたが いただこうとされなかった
「せめて お名前を・・・」 「たいしたもんじゃないので・・・」
なんと 優しい佐多の方々・・・

2012年冬至の不思議な物語でした

迷ったお陰で こんな貴重な写真が撮れました

2012-12-21-014k.jpg
雑木林の断面・・・木の根がしっかりと地面をガードしています

2012-12-21-015k.jpg
杉の植林地・・・・崩れやすくなっています

こんな面白い木も・・・
2012-12-21-012k.jpg

山頂でのツーショット
2012-12-21-010k.jpg
それなりの顔になってきました・・・いつまでつづくか ずっこけ夫婦(^こ^)




関連記事
コメント
非公開コメント